治療の流れ
けやき通り歯科・矯正歯科では、お子さんは20歳でカリエスフリー、健康な歯ならびの達成を目指し、
お子さんも大人の方も生涯自分の歯で美味しく食事ができ、
生き生き過ごせるために、メディカルトリートメントモデル(MTM)に基づいた診療を行っています。
メディカルトリートメントモデル(MTM)とは
メディカルトリートメントモデル(MTM)とは初診時のリスク評価から、ひとりひとりの患者さんに合わせた予防プログラムをたて、健全な歯をできるだけ残す最小侵襲治療などの必要な治療を行い、その後の定期的なメンテナンスに至るまでの流れです。
例えばガンになってしまう日本人は三人に一人と言われますが、私たちは、ガンになってしまってから神の手を持つようなお医者さんに、ガンになってしまった胃や腸を素晴らしい手術で切り取ってもらいたいのでしょうか?
ガンにならない方法が前もってわかっていれば、教えてほしいとおもいませんか?私は教えてほしいと思うのです。
ガンは残念ながら予防法は確立されていないのかもしれませんが、むし歯や歯周病は多くの原因と予防法がわかっています。
病気を学ぶことが、あなたの健康を守ります。
けやき通り歯科・矯正歯科で行っているメディカルトリートメントモデル(MTM)に基づいた診療をご紹介します。

ステップ1
- 1、初診カウンセリング
- 当院では、初めて来院された患者さんに、いきなり治療をはじめることはしておりません。
まずは治療より予防が大事という当院の治療方針、治療の流れ等について予防DVD(15分程度)を用いてご説明します。
担当の衛生士が患者さんのお話を聞かせていただきます。現在、どのようなことでお困りなのか、どのような治療を希望されているのか、また、どのようなことをしてほしくないとお考えかといったことをお伺いします。
- 2、検査
- 検査内容
- レントゲン
- 口腔内写真
- むし歯・歯肉炎の検査
- 3、口腔内診査
- 実際に歯科医師がお口の中を見て検査します。
現状の問題点を把握し、お口の中の状況を調べます。
ステップ2
- 1、サリバテスト
- 唾液量・緩衝能・むし歯の原因菌の多さ(ミュータンス菌、ラクトバチラス菌)、食生活の問題の有無など、患者さんのむし歯になる力、むし歯から自分の守る力を調べ、その方に必要な効果的な予防法を調べます。
サリバテストとは?
- 2、歯磨きチェック
- 歯みがきについての習慣や、食事のとり方をアンケート調査して、生活習慣の中のむし歯の原因やこれからの改善点や継続すべき点をみていきます。
ステップ3
- 1、サリバテストのカウンセリング
- 検査結果をもとに、むし歯のリスクを評価し、個々の患者さんに合わせた治療計画、予防プログラムを立案します。
- 2、フッ素塗布(クリーニング【PMTC】)
ステップ4
- むし歯の治療(シーラントなど)
その後はリスクに応じてメインテナンス(フッ素、PMTC、検診)の間隔が決まります。
(1ヶ月~6ヶ月)
- ハイリスク(1ヶ月おき)
- ローリスク(6ヶ月おき)
ステップ1
- 1、初診カウンセリング
- 当院では、初めて来院された患者さんに、いきなり治療をはじめることはしておりません。
まずは治療より予防が大事という当院の治療方針、治療の流れ等について予防DVD(15分程度)を用いてご説明します。
担当の衛生士が患者さんのお話を聞かせていただきます。現在、どのようなことでお困りなのか、どのような治療を希望されているのか、また、どのようなことをしてほしくないとお考えかといったことをお伺いします。
- 2、検査
- 検査内容
- レントゲン
- 口腔内写真
- 歯周病の検査
- 3、口腔内診査、応急処置(痛みがある場合)
- 治療に急を要する歯(痛い、銀歯が取れたなど)があれば、応急処置をします。
実際に歯科医師がお口の中を見て検査します。現状の問題点を把握し、お口の中の状況を調べます。
ステップ2
- 1、サリバテスト
- 唾液量・緩衝能・むし歯の原因菌の多さ(ミュータンス)菌、ラクトパチラス菌)、食生活の問題の有無など、患者さんのむし歯になる力、虫歯から自分の歯を守る力を調べ、その方に必要な効果的な予防法を調べます。
サリバテストとは?
- 2、歯周病菌の検査・説明・ブラッシングチェック(位相差顕微鏡)
- むし歯と並び、多くの日本人が歯を失う原因の歯周病。歯周病は、サイレントディジーズ(沈黙の病気)と言われ、中等度以上になるまで症状がないので、気づかないまま進行してしまい、最終的に歯を支える骨を失い、抜歯に至る怖い病気です。
妊娠や出産の時期に歯周病が進行しやすい状態になるため、特に女性の場合注意が必要です。また、重度の歯周病の場合、早産や低体重児の原因になる可能性があり、性別にかかわらず、脳梗塞、心臓疾患、糖尿病などとの関連もわかってきています。できるだけ早期に治療を開始することが、あなたの歯と健康を守るのです。
ステップ3
- 1、サリバテストのカウンセリング
- 検査結果をもとに、むし歯のリスクを評価し、個々の患者さんに合わせた治療計画、予防プログラムを立案します。
- 2、歯周病の治療スタート
-
位相差顕微鏡での検査 位相差顕微鏡でお口の中の菌の活動性を調べます。
その上で、歯周病の患者さんごとの現在の状況、どのように歯周病は進んでいくか?
大切な歯を生涯失わないために、どうしたらいいのかを歯周病予防のプロである担当衛生士からご説明していきます。
ステップ4
- 1、再評価(歯周病が治ったかの検査)メインテナンスへ
- 2、歯周病がある程度落ち着いたら治療をスタートします。
むし歯のリスクと歯周病のリスクを考慮し、担当衛生士がメインテナンスの間隔を決めます。
(1ヶ月~6ヶ月)
- ハイリスク(1ヶ月おき)
- ローリスク(6ヶ月おき)
サリバテスト
サリバテストはむし歯の原因となるむし菌(ミュータンス菌、ラクトバチラス菌)の量や唾液分泌速度、唾液緩衝能を調べて、
患者さん一人ひとり異なるむし歯のなりやすさを評価する検査です。
まずはサリバテストを行い、さまざまな原因を調べて、
むし歯にならないためにできることを患者さんと一緒に探し、オーダーメイドの予防プログラムを作ります。

- むし歯になりやすい要因
- むし歯菌が多い
(ミュータンス菌、ラクトバチラス菌) - むし歯になりやすい食事
- かみ合わせ
- 口呼吸
- 高血圧などの薬の副作用
- 妊娠
- むし歯になりにくい要因
- 唾液の量が多い
- 唾液の緩衝能
- むし歯になりにくい食事
- キシリトールなど
- 他
サリバテストの流れ

専用ストリップスでむし歯菌の採取をします。
唾液を利用した簡単な検査です。

専用の培養器で培養を行います。

むし歯を作る側である、
それぞれの菌の測定を行います。
※材料代3,000円(税別)がかかります。
合わせてむし歯を防ぐ力の測定を行います。

唾液の量

緩衝能の判定
緩衝能(酸を分解する力)