当院では、歯をできるだけ長く残すことを最優先に、
症例の難易度に応じて、当院での治療と根管治療専門医へのご紹介を使い分けています。
治療方針
当院の基本方針
| 前歯・小臼歯の初回根管治療 | 当院で対応 保険診療または症例に応じた自費診療で行います |
| 大臼歯の初回根管治療・抜髄 | 専門医を第一選択としてご提案 大臼歯は根管が複雑で、専門医による治療の方が高い治療成績を期待できるためです |
| 大臼歯の初回根管治療を当院で希望される場合 | 症例を確認したうえで保険診療にて対応することがあります ラバーダム防湿とニッケルチタンファイルを使用します |
| 再根管治療 | 原則として専門医をご紹介 前歯・小臼歯・大臼歯を問わず、初回治療より難易度が高いためです |
| 破折器具、複雑な根管、外科的歯内療法など | 専門医をご紹介 高度な専門技術が必要な症例です |
当院で行う根管治療
当院で根管治療を行う場合は、可能な限り清潔で精密な治療を行うため、次の器材を使用しています。
・ラバーダム防湿
・ニッケルチタンファイル
・症例に応じたマイクロスコープ
マイクロスコープは保険診療でも使用することがありますが、
すべての症例でルーチンに使用しているものではありません。
大臼歯の治療について
大臼歯は、前歯や小臼歯に比べて根管の本数や形が複雑で、治療の難易度が高くなります。
当院でも保険診療で大臼歯の抜髄治療を行うことはできますが、
限られた診療時間や治療条件のなかでは、
根管治療専門医による治療と比べて成功率が下がる可能性があります。
そのため、歯を残せる可能性をできるだけ高めることを優先し、
大臼歯の根管治療は専門医を第一選択としてご提案しています。
患者様のご希望や症状、歯の状態を確認したうえで、
当院で治療を行うか、専門医へご紹介するかをご相談します。
再根管治療について
一度根管治療を受けた歯を再び治療する再根管治療は、
既存の詰め物や土台の除去、残った感染の除去、見落とされた根管への対応などが必要になります。
初回の根管治療より難易度が高く、術者の専門性によって治療成績に差が出やすいため、
当院では自費診療・保険診療を問わず、再根管治療は原則として根管治療専門医をご紹介しています。
当院の考え方(米国根管治療専門医との連携)
当院は、熊本で初めて米国根管治療専門医との連携を開始した歯科医院です。
私たちが最も大切にしているのは、「どこで治療するか」ではなく、
「どの方法が最も歯を残せる可能性が高いか」という考え方です。
そのため、前歯・小臼歯の初回根管治療は当院で責任をもって対応しています。
一方で、大臼歯の初回根管治療では、歯を残せる可能性をより高めるため、
米国根管治療専門医を第一選択としてご提案しています。
また、再根管治療は前歯・小臼歯・大臼歯を問わず、原則として米国根管治療専門医へご紹介しています。
さらに、破折器具の除去や外科的歯内療法など、
高度な専門技術が必要な症例についても専門医をご紹介しています。
専門医へのご紹介は、患者さんにとってより良い治療結果が期待できると判断した場合にご提案する選択肢です。
紹介後も治療内容を共有し、
治療後の被せ物や長期的なメンテナンスまで当院が責任をもってサポートします。
患者さん一人ひとりにとって最善の治療を選択し、大切な歯をできるだけ長く残すこと。
それが、当院の根管治療に対する考え方です。


